川柳を楽しむ会句会案内

令和6年12月句会
日時 2024年12月13日 時間 PM2:00
会場 NPOセンター大船   お題
 「年」
 「すれすれ」
 「自由吟」各2句
         

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第95回京浜川柳大会は終了いたしました

※第95回大会は6月29日皆様のご来場をいただき終了いたしました。

        


※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
「川柳を楽しむ会」句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルです。
会員の皆様どうぞお気軽にお立ち寄りください。精神衛生上素晴らしい効能がありますよ。

2024年10月の句会報告をまとめました。
日時 2024年10月11日(金)
会員作品  下記の作品一覧をご覧ください。



 2024年11月句会  (会員互選 ★秀句 〇入選句)
互選
作品 (宿題)「謎」
 作  者
 無口ゆえ謎の人だと誤解され えぼし
 何となく生きてるうちに傘寿すぎ のうてんき
 隠し味謎を引き継ぐ老舗店 ひぐらし
 年の差婚資産目当てで謎が解け 壱郎
 謎解きは結果分かればこんな事  寿
 お供えの消えるまんじゅう何処か謎 光
 謎解きに挑み大脳活性化  放下
 宇宙よりまずは地震の謎を解け 壱郎
 謎多い演技を競うバラエティー ひぐらし
 オハからの謎々の文字リで終わる  のうてんき
 トランプ流日本の選挙なら落ちる   えぼし  
 振られるたび女の心理いつも謎  寿
 読書の秋挟んだお札何処か謎  光
 謎深い古代遺跡の超技術 放下
                    
                      
                     
                       
               
              
              
              


 
互選   作品  (宿題 「そわそわ」)   作  者
 刑事の感不審な挙動見逃さず  壱郎
 ほぼトラが現実になるマーケット  のうてんき
 速報を待ってお尻が落ち着かず   寿
 呼び出しがそろそろ来そう控室  ひぐらし
 今度こそ億と毎回宝くじ  えぼし
 旅館着き部屋はどこかとそわそわし  ひぐらし
 それそれと急がすような老いのチャリ  光
 そわそわの訳を知ってるあの手帳  放下
 
 それそれと言われて気付くカードそば 光
 そわそわを感じたあの日遠い過去  放下
 バレたかな言い訳ばかり考える  寿
 検診の結果に医師の一呼吸  えぼし
 そわそわと出掛けてきたら忘れ物   のうてんき
 陣笠までそわそわしだす組閣前 壱郎 
   
    
     
     
     


                                         
互選  作品 (宿題 自由吟)     作  者
 米国民博打のような選挙する  壱郎
 裏金にダメ押しの金二千万 のうてんき
 まかせとけ人を頼ってほぞを噛む 寿
 ゴミ部屋を捨てられないが占拠する  えぼし
 点けたまま主人の目覚め待つテレビ 光
 もしトラがまたトラになりどう変わる 放下
 値上げした賀状お義理の縁は捨て 壱郎
 旅行先わくわくプラン制す金   ひぐらし
 暑さから冷たい風の冬急に のうてんき 
 プライドも老いて自信が揺らぎ出す  寿
 ニューサイフ直ぐ札逃げて居着かない 光
 少数党モテ期玉木の株上がる 放下
 おせっかいに迷惑ですと腹を立て  ひぐらし
 やあやあと笑顔で溶かすわだかまり えぼし
  
  
       
       
       
        







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
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