大船川柳句会予定

令和7年5月句会
日時 2025年5月2日 時間 PM2:00
会場 NPOセンター大船     お題
  「実」
「曲げる」
「 自由吟」各3句

「術」 互選 2句

選者「実」岩瀬ひぐらし
選者「曲げる」藤田眞子
選者「自由吟」 水野壱郎
互選 「術」 互選            

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第96回京浜川柳大会予告

※第96回大会は令和7年4月29日(火・祝)、戸塚公会堂 にて開催いたします

詳細をご覧ください。         


※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
大船川柳句会(川柳を楽しむ会改組)句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルから 大船川柳教室が合流。新たに大船川柳句会としてリニューアル。句会中心に皆様と川柳を愉しみます。

2025年4月の句会報告をまとめました。
日時 2025年月4日(金)
句会結果 下記の句会報をご覧ください。



          2025年4月大船川柳句会  
                                            
句会 令和7年4月4日(金)  NPOセンター大船 
出席者 
 10名  欠席投句0
お題 
 波      渡辺佐由治 
 
 はらはら   竹中えぼし
  
 雑詠     水野 壱郎選    
  
 謎      互選    
※ 互選=特選3点 佳作1点 で集計       


句会結果
 お題「波」  渡辺佐由治選
 作者
(天)
 トランプの世界へ波乱起こすペン   光
(地)
 荒波に揉まれここまで八十路坂 放下td>
(人)
 大谷にウェーブ起る外野席  壱郎
   
(客)
 人波につられて着いた名勝地  ひぐらし
(客)
 今日もまた向かって生きる老いの波 放下
(客)
 波風を沈めて帰る孫土産  ひぐらし
(客) 
 人波を掻き分けゲット値引き品 壱郎
(客) 
 春一番吹いたあとから来る寒波  富弥
     
(以下佳作)
 波風を立てず賢妻タクト振る    眞子」  
 この頃は波長が会わぬ会話増え のぶお
 嫌な過去をさらってくれる波を待つ  眞子/td>
 円安にインバウンドの波が寄せ えぼし
 波に乗りあっという間に流される  弘子 
 歯医者から問われて困るアアとエエ  ひぐらし  
 波風を立てずに済ます町議会   ひぐらし  
 日常に繰り返しくる好不調   のぶお   
 山火事も津波も届く距離の家   眞子  
 政界の荒波知らぬ新議員   富弥   
      
       
       

 
句会結果 お題「はらはら」  竹中えぼし 作者
 (天)
 板さんのおすすめ時価のお勘定  壱郎
 (地)
高速でガソリン不足目にとまる」  眞子
 (人)
 高層の窓ふき風に煽られる  壱郎
   
 (客)
 忠告に逆らい乗ったドロの舟  富弥
 (客) 
 終電に若い娘が眠りこけ 壱郎
 (客) 
 灰が降る下山か迷う分火山 眞子
 (客) 
 はらはらと胸なでおろす入社パス  光
 (客) 
 ハラハラとワクワク交じる甲子園 信夫
         
(以下佳作)
 音沙汰がないが中国一人旅  眞子
 神様もはらはらしてるトランプに  放下
 ドキドキもはらはらも無く早や八十路   放下
 転ばぬかアイススケートはらはらし/td> ひぐらし
  初めての包丁握る孫を見る 放下
 万馬券ハラハラしてもハナ差負け    信夫 
 はらはらとさせる勝負の4番打者    ひぐらし 
 宴会も終えはらはらと散る桜    ひぐらし    
 ハラハラとご苦労さまと散る桜    光   
 はらはらと満開桜いづれ散る    佐由治   

                                         
句会結果 お題「雑詠」  水野壱郎選   作者
 (天)
献金に裏金命自民党  えぼし
 (地)
 冷たい世優しい詐欺に愛求め 眞子
 (人)
癖のある文字が伝えてくる温み  富弥
 
   
 (客)
 詩集読む作者の心分け入って えぼし
 (客)
 インフラも朽ちる歯医者へ予約する 眞子
 (客)
 幸せを誇示するような朝化粧い 富弥
 (客)
 太棹の音を津軽の空が吸う  富弥
 (客)
 漫然と観てたテレビの司会裏 ひぐらし 
       
 (以下佳作)
 賃上げを横目でにらむ年金者 放下
 備蓄米出て来るまでに待ち切れず 放下
 元気です七回り目の干支迎え  信夫
 女性から敬遠されるフジTV 眞子
 官房の機密費化けて商品券 信夫
 謝罪より元気が欲しい首相殿 佐由治 
 米野球へ夫婦揃って美男美女   佐由治      
 自家野野菜季節を配る両隣り   ひぐらし     
 満開の春爛漫のさくら道    光      
 満開の桜無情の雨が降る   弘子       

                                         
句会結果 お題「謎」 互選   
 G  
 謎解きで無駄にあらがう老いた脳  壱郎
 G 
 政治と金突けば突くほど謎深く 壱郎
 G 
 謎めいた答えで困るインタビュー  ひぐらし
 F 
 おもてなし謎の具材の隠し味   ひぐらし 
 C 
 特養にガラスの靴が残される 富弥
 C 
 地下鉄の出口謎解きひと休み 放下
 C 
 謎めいた目つきも今はシワの中 眞子
 C 
 謎々は孫には甘く出すヒント   えぼし
 B 
 メール来る振りコメ詐欺の激安さ 信夫 
 B 
 裏金の額が基準の寄付を出し 信夫
 A 
 温暖化桜の季節ばらばらに 信夫
 A 
 相手にされぬ謎の一つも無い男 眞子 
 A
 謎めいたウインク心乱される 壱郎
 謎めいたあなたに恋をしている謎 えぼし/td>
 
 献金か裏金解けぬ野党連  光 
 
 謎めいた微笑み残しじゃあまたね  富弥  
 
 河津桜よそより早く咲いて散る    佐由治  
 
 寿司よりもラーメン好きが増える日々   佐由治     
  謎解きに一日あっという間過ぎ 弘子     
       
※ 互選=特選3点 佳作1点 で集計       







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
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