大船川柳句会予定

令和7年11月句会
日時 2025年11月7日 時間 PM2:00
会場 NPOセンター大船     お題
   「我慢」
 「うきうき」
 「自由吟」各3句

 「例外」 互選 2句

選者「我慢」後藤洋子選
選者「うきうき」 高橋放下選
選者「自由吟」竹中えぼし選
互選 「例外」 互選            

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第96回京浜川柳大会御礼

※第96回京浜川柳大会は終了いたしました

詳細をご覧ください。         


※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
大船川柳句会(川柳を楽しむ会改組)句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルから 大船川柳教室が合流。新たに大船川柳句会としてリニューアル。句会中心に皆様と川柳を愉しみます。

2025年10月の句会報告をまとめました。(なお9月句会は台風接近により中止)
日時 2025年月10月3日(金)
句会結果 下記の句会報をご覧ください。



 2025年10月大船川柳句会  
                                            
  句会   令和7年10月 3日(金)  NPOセンター大船 
  出席者   
 11名  欠席投句1
  お題   
 策    末永 光 
 
 ごろごろ  田中 沙京
  
 自由吟  水野 壱郎   
  
 五分五分   互選    
※ 互選=4句選(うち1句特選)   特選3点 佳作1点 で集計       


句会結果
 お題「策」  末永 光選
 作者
(天)
 退陣の策を弄する魑魅魍魎   弥栄
(地)
 警策が小さな惰気を見逃さず 洋子
(人)
 裏からの視点で探る打開策  放下
   
(五客)) 
 特売を廻り家計の自衛策  洋子
 角帽を兜に変えた負の歴史 富弥
 
 正直にまさる策略無いと知る  放下
 
 AIに頼り策士が育たない 眞子
 
 少子化へ策を練るのはなぜ男  眞子
         
 (佳作) 
 貧困に解決策が追いつかず   眞子  
 政策より我が身の保身練る議員 壱郎
 策を練りそれでも落とし穴がある  弘子
 策がない五人集まりお題目 信夫
 策練って何とか与党ならぬのか   弥栄  
 合格の秘策がウリの受験塾    えぼし    
 長生きの秘訣を練って眠られず    放下   
 失策に自分の無策棚に上げ     壱郎   
 無策二も通じる彼が立候補    弥栄    
 喜びの二人が背負う羅針盤    富弥     
 ピンチにもトップ動ぜぬ秘策持ち    壱郎   
 忖度に忖度重ね風を待つ     沙京   
       


句会結果
 お題「ごろごろ」  田中 沙京
 作者
(天)
 豊漁のサンマごろごろ魚市場   えぼし
(地)
 避難所はごろ寝得意な奴が勝ち 壱郎
(人)
 丸太ごろごろガザ地区の地獄絵図  洋子
   
(五客) 
 岩ばかりの月や火星に行きたがり  壱郎
 夏草にごろごろ回り笑みをまく  光
 
 定年後ごろごろだけは避けて生き  放下
 
 政治家達ごろごろ並び訴える 佐由治
 
 ガザ侵攻遺体を踏んでイスラエル  えぼし
        
(佳作)
        
 旅行者の引くトランクに転ばされ     眞子   
 
 ゴロゴロと鳴れば逃げ出す草野球   壱郎  
 ごろごろと甘くすり寄る猫と詐欺 眞子
 変なモノ食べてごろごろ鳴るお腹  放下
 遠雷の響きに呼応腹の虫 えぼし
 落石に暮らし奪われ孤立する   眞子  
 雷鳴にゲリラ豪雨か身構える   洋子   
 昼間からごろごろボケが忍び寄る    放下   
 ゴロゴロと予定ないまま日をすごし     信夫   
 予定外れごろごろ過ごす定年後     富弥    
 ごろごろと猫の如くになりたしや    弥栄   
 憧れたごろ寝の日日に呆けてくる    洋子   
       
       


句会結果
 お題「自由吟」  水野 壱郎選
 
 (天) 
 AIに秋はいつまでかを尋ね   沙京
(地) 
 ベランダの小さな四季を愛で平和 洋子
(人) 
 履歴書のように昭和史読んでみる  眞子
 (五客)
       
  
 一声がルールブックの独裁者  洋子
  
 声援の中にもあったほめ殺し 富夫
  
 物価高財布の底が透けて見え  放下
  
 半袖も残して秋の衣替 沙京
  
 パレスチナ承認しない米のポチ  えぼし
 (佳作)
         
   
 日本の経済冷えて温暖化   放下  
  
 総裁選同じ穴から出るムジナ 眞子
  
 下手でもいい続けることが生きること  弘子
  
 お隣の換気扇から秋刀魚の香 沙京
  
 行けという人は行かない戦乱地   富弥  
  
 今日一日お疲れさまと茜雲    光   
  
 隙あらば皮算用する野党    洋子   
  
 大空へこれでもかーと鳶鳴く   佐由治   
  
 空見上げよくぞ無事でと踏む大地     富弥    
 ジェノサイト言葉通りのパレスチナ    弥栄     
 米も出て選挙の柱もう忘れ    眞子   
        
        


句会結果
 お題「五分五分」 
 互選
 E 
 取り直し勝負に湧いた国技館   えぼし
  
 月へ飛び一杯やるか五分五分だ 佐由治
 D 
 五分五分と言われ尻込みするオペ 壱郎
 ☆F 
 家庭菜園半分虫に分けてやる   富弥
 
 B  
 大谷の5050に身が踊る  佐由治
  
 五分五分の付き合いすれば無難過ぎ 弘子
   
 五分五分のゴール決着ビデオの目  光
 A 
 童貞だ処女よと互い嘘を付く 沙京
 @ 
 五分五分と思って試合勝ちに行く  放下
 D 
 勝ち越しにに必死楽日の神頼み     洋子   
 
 生き死には五分五分だけど手術室   放下   
 
 ゼレンスキーどこまで我慢続くかな 信夫
 D 
 決断と運が決めるか互角の士  眞子
 @ 
 五分五分の試合観てたらつい欠伸 弘子
 C 
 有り金を五分五分にして出る家裁   洋子  
 C 
 定年離婚妻も持ってる隠し玉    富弥    
 G 
 五分五分で勝負する人下りる人    壱郎   
 @ 
 絶景の富士駿河から甲斐からも     沙京   
   
 予備選は五分五分だけど女性負け    光    
 A 
 口論の孫と戦う五分と五分    弥栄     
★I 
 均等に切っても子の目承知せず    眞子   
 
 暇つぶしで始めた株で貯金ゼロ      佐由治   
 
 五分五分モ諦めないと競る気迫     えぼし   
 A 
 どの人が総理になっても五分と五分     弥栄   
   
 五分五分と言われて結果惨敗し    信夫    
※ 互選=4句選(うち1句特選) 特選3点 佳作1点 で集計       







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
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