大船川柳句会予定

令和8年1月句会
日時 2026年1月9日 時間 PM2:00
会場 NPOセンター大船     お題
   「和」
 「めでたい」
 「自由吟」各3句

 「今」 互選 2句

選者「和」藤田 眞子選
選者「めでたい」高橋信夫選
選者「自由吟」水野 壱郎選
互選 「今」 互選            

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第96回京浜川柳大会御礼

※第96回京浜川柳大会は終了いたしました

詳細をご覧ください。         


※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
大船川柳句会(川柳を楽しむ会改組)句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルから 大船川柳教室が合流。新たに大船川柳句会としてリニューアル。句会中心に皆様と川柳を愉しみます。

2025年11月の句会報告をまとめました。
日時 2025年月12月5日(金)
句会結果 下記の句会報をご覧ください。



 2025年12月大船川柳句会  
                                     
  句会   令和7年12月 5日(金)  NPOセンター大船 
  出席者   
 12名  欠席投句1


句会結果
 お題 「軽い」  渡辺佐由治選
 作者
(天)
 おいそれと押した判子の重いつけ   富弥
(地)
 一円の軽さも貴重物価高 壱郎
(人)
 軽い乗りかけた投資で大やけど  信夫
   
(五客)) 
 旧友と軽く一杯朝帰り  光
 ではまたと軽い会釈であの世行き 放下
 
 軽量の力士が見せる技の冴え  壱郎
 
 知事市長投げなばならぬ席軽い 信夫
 
 軽はずみでは済まないと習主席  信夫
         
 (佳作) 
 冗舌が過ぎて男を軽くする  壱郎  
 デジタル化人のつながり軽くさせ 洋子
 軽口をたたきセクハラ非難され  眞子
 軽き雪渦巻き吹雪く北の果て 弥栄
 木の葉より軽い命になる戦火   洋子  
 政治家の軽い言葉が重大事    美枝子    
 軽やかに若者走る散歩道    長子    
 呼ばれたら返事は軽くはっきりと    長子   
 誘惑にすぐ乗る弱い軽い腰     富弥   
 あの世でも添い遂げるよと軽い口    放下    
 幼児の軽き足音はずむ声    弥栄     
 任せとけ安請け合いに抱く不安   えぼし   
 残されし後の人生軽やかに     弥栄   
 いつもより軽い一歩の金曜日    放下
 軽い腰暖たかコタツ重くなる    富弥   
    美枝子   


 
句会結果
 お題「高嶺の花」  島津 富弥選
 作者
(天)
 クラス会高嶺の花が枯れていた   信夫
(地)
 高嶺の花だからどなたも寄って来ず 眞子
(人)
 映像にため息ばかり豪華船  洋子
   
(五客)) 
 皇室へ目線の一が低くなり  眞子
 その昔高嶺の花の今の妻 放下
 
 一戸建て高嶺の花が今重荷  長子
 
 銘柄米財布がノウの高価格 洋子
 
 いつ間に高嶺の花になる戸建  放下
         
 (佳作) 
 憧れは憧れのまま胸の中  壱郎  
 億ションは手の届かないジンキロー 信夫
 億ションを高値と仰ぎ見る庶民  えぼし
 初詣神も困った夢絵馬に 壱郎
 百歳は高嶺の花と医者通い   長子  
 その時代テレビ高嶺の花でした    放下    
 人生で高嶺の花の富士登山    光   
 背伸びしても高嶺の花は届かな      弘子   
 ブランドも使用済みならリサイクル     眞子    
 オレオレに瞞されたとさ億の金    えぼし   
 乗りたいが高嶺の花の豪華船     長子   
 正月の高嶺の花のお節かな    弥栄
 縁がない高嶺の花は興味ない    弘子   
 タワマンの空気でさえも高価そう    洋子   
 様付けがさまになってる愛子さま    えぼし   


句会結果
 お題「自由吟」  竹中えぼし選
 作者
(天)
 木彫りの熊サケが人にも見えてくる   眞子
(地)
 目に見えぬ物に急かされている師走 洋子
(人)
 人間が冬眠したい物価高  洋子
   
(五客)) 
 定数減そんなことより熊退治  放下
 再稼働この文字見れば胸騒ぎ 弥栄
 
 勇み足総理日中かき乱す  洋子
 
 そのうちが何時になるのか拉致家族 壱郎
 
 脛に傷持っているから張る虚勢  富弥
         
 (佳作) 
 白黒をつけずに生きる平和主義  長子  
 クマじゃなくリスハクビシン柿に来る 信夫
 思慮浅い市長次々辞めるはめ  壱郎
 覚めた目で見ている他人様の事故 富弥
 様々な情報入る美容室   長子  
 初めての女性総理に期待高    放下    
 潮次第行く宛てのない回遊魚    眞子   
 正月を前に包丁研ぎに出し     長子   
 あの暑さ秋を飛び越し急に冬    放下    
 再稼働福島の事忘れたか    弥栄     
 原発は地震国には不必要   弥栄    
 入りが無い出が勝るのはいつまでか    信夫    
 もみじ狩りおやつ食べ食べバス旅行    美枝子    
 質問も答えもみんなAIに    信夫    
 マンネリで終る紅白クリスマス   富弥    


句会結果
 お題「十人十色」 
 互選
 B 
 除夜の鐘撞く人聴く人逃げる人   富弥
   
 ランチ時十人十色レストラン 美枝子
 B 
 ファミレスはどんな舌にもフィットする えぼし
 @ 
 下手な囲碁自己流通し勝つ事も   佐由治
 
 C  
 みな違うけれどチームを組たがる   眞子
 E 
 キミとボク個性認めて生き易い 洋子
   
 マッチングアプリ仲人して華燭  えぼし
 ☆J
 平和とは十人十色認め合い   長子
   
 熊被害やった筈だが大ケガを  佐由治
 D 
 同居する家族勝手な方を向き     眞子   
  
 世の中は十人十色当たり前   長子   
 @ 
 みすずから教わる違い皆んないい 洋子
 D 
 連休に遠出する人寝てる人  壱郎
 I 
 バラバラな意見まとめる名司会 放下
 A 
 似ていても十人十色思う事   美枝子  
 B 
 ニセモノをまことしゃかにする批評    信夫    
 @  
 世の中は十人十色ほっとする    弘子   
  
 さようなら五文字にこもる深い意味     信夫   
 B 
 人は皆十人十色だから良し    放下   
 D 
 街の声人それぞれの意見言い    壱郎  
 B 
 それぞれが違う味覚の試食会     富弥    
  
 十人十色パスの攻め合い苦戦勝ち       光   
 B 
 十人十色のおしゃべり弾み鍋かこみ      光    
  
         
   
         
※ 互選=4句選(うち1句特選) 特選3点 佳作1点 で集計       







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
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