大船川柳句会予定

令和7年8月句会
日時 2025年8月1日 時間 PM2:00
会場 NPOセンター大船     お題
   「裏」
 「暇つぶし」
 「自由吟」各3句

 「楽」 互選 2句

選者「裏」高橋信夫選
選者「暇つぶし」 八木せいじ選
選者「自由吟」水野壱郎選
互選 「楽」 互選            

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第96回京浜川柳大会御礼

※第96回京浜川柳大会は終了いたしました

詳細をご覧ください。         


※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
大船川柳句会(川柳を楽しむ会改組)句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルから 大船川柳教室が合流。新たに大船川柳句会としてリニューアル。句会中心に皆様と川柳を愉しみます。

2025年7月の句会報告をまとめました。
日時 2025年月7月4日(金)
句会結果 下記の句会報をご覧ください。



 2025年7月大船川柳句会  
                                            
  句会   令和7年7月 4日(金)  NPOセンター大船 
  出席者   
 8名  欠席投句0
  お題   
 やっぱり   竹中えぼし選 
 
 走る     (代) 藤田 眞子選
  
 自由吟   水野 壱郎選    
  
 術      互選    
※ 互選=特選3点 佳作1点 で集計       


句会結果
 お題「やっぱり」  竹中えぼし選
 作者
(天)
 身の丈に合った暮らしが心地良い   眞子
(地)
 バイキング目だけで選び食べきれず 眞子
(人)
 憧れた都会で気づく郷の良さ  洋子
   
(佳作)) 
 円卓の中華にもある上座席  壱郎
 政治資金改革やらぬ自民党 壱郎
 
 パン麺もいいが落ち着くコメの飯  洋子
 
 親の目は一目で見抜く双生児 富弥
 
 やっぱりね三日坊主の日記帳  信夫
 居なくなりやっぱり大事お母さん     放下   
 
 へそ出しルックほ〜ら痴漢に襲われる   眞子  
 花火にはやっぱり騒ぐ子供達 光
 お騒がせ再び再び立候補  信夫
 都議選でやっぱり自民過半割れ 光
 コメ高からやっぱり進む物価高   光  
       
      
       
       
        
      
       
       


句会結果
 お題「走る」 代選 藤田 眞子
 作者
(天)
 スパーを走り回って米探し   信夫
(地)
 解散の噂に走る金バッチ 富弥
(人)
 毎日が小走りだった子育て期  洋子
   
(佳作) 
 SNSフェイクニュースが走り抜け  えぼし
 逆走があるたび我が身振り返る  壱郎
 
 伴走を庇い合っての金婚譜  洋子
 
 走るなと言われて走る特売日 放下
 
 迷走の事件に出番犬の鼻  壱郎
 テープ切るラストランナー湧く拍手     えぼし   
 
 全力で走った記憶遠い過去   壱郎  
 言わないでおきたい本音口走る 放下
 過労死が待つとも知らず猛ダッシュ  洋子
 逃げ場無い我が人生をひた走る 放下
 備蓄米求めて列へ走る人   えぼし  
 稲妻が引き裂き走る梅雨の空   光   
      
       
        
       
      
       
       


句会結果
 お題「自由吟」  水野 壱郎選
 作者
(天)
 聞く恥を宝に変えて日々生きる   富弥
(地)
 モッタイナイ昨夜が今日のお弁当 えぼし
(人)
 よく生きた自負が最期を恐れない  洋子
   
(佳作)) 
 根っ子にも花芽育てた自負がある  富弥
 当選の禊裏金振る大手 えぼし
 
 改めて主食の重み知るお米  眞子
 
 雨求めアジサイ枯れるカラの梅雨 放下
 
 価値観が農家消費者ずれがあり  眞子
 後ろから急かされている老いのチャリ     光   
 
 ふと浮ぶ怠惰な想い投げ捨てる   放下  
 自制なき核対核の悪夢みる 洋子
 蚊屋の有る部屋を知らない令和の子  富弥
 老いの旅違う出会いを持てた幸 眞子
 悪相が並ぶ好戦国主脳   洋子  
 高校の名簿鬼籍が半ばこえ    信夫    
      
       
       
        
      
       
       


句会結果
 お題「短」 
 互選
 E 
 願い事三度も言えぬ流れ星   壱郎
 @
 ポチよりも短いくさり気にさわる 光
 
 短気では得したことが何もない  信夫
 
 短い世何をするのか思案中   放下
 
 J 
 平凡に生き短編の人生譜  洋子
 B
 的絞り落とし所を模索する 富弥
 B 
 子を生んで短く切った髪と爪  眞子
 @
 短足でゆっくり登る老いの坂 えぼし
 @ 
 トラ関税短気は損気譲歩待ち  光
 @
 短命と言われ内閣綱渡り     信夫   
 @
 物価高安近短のバスツアー   放下  
 D
 一年の短さ時計進み過ぎ 洋子
 A
 ハネムーン終り離婚の判を押し  富弥
 A
 電報の要点だけの短文詩 眞子
 F
 六月の梅雨明け地球狂い出し   えぼし  
 C
 初戦負けまたも短い夏に泣き    壱郎    
      
 4句選 (特選1 佳作3)       
       
        
      
       
       







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
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