大船川柳句会予定

令和7年4月句会
日時 2025年4月4日 時間 PM2:00
会場 NPOセンター大船     お題
  「波」
「はらはら」
「 雑詠」各3句

「謎」 互選 2句

選者「波」渡辺佐由治
選者「はらはら」竹中えぼし
選者「自由吟」 壱郎
互選 「謎」 互選            

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第96回京浜川柳大会予告

※第96回大会は令和7年4月29日(火・祝)、戸塚公会堂 にて開催いたします

詳細をご覧ください。         


※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
大船川柳句会(川柳を楽しむ会改組)句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルから 大船川柳教室が合流。新たに大船川柳句会としてリニューアル。句会中心に皆様と川柳を愉しみます。

2025年3月の句会報告をまとめました。
日時 2025年3月7日(金)
句会結果 下記の句会報をご覧ください。



          2025年3月大船川柳句会  
                                         
句会 令和7年3月7日(金)  NPOセンター大船 
出席者 
 9名  欠席投句0
お題 
 困る     末永 光選 
 
 背伸び    島津 富弥選  路吟社
  
 雑詠     水野 壱郎選    
  
 ばらばら   互選    
※ 互選=特選3点 佳作1点 で集計       


句会結果
 お題「困る」  末永  光選
 作者
(天)
 忖度の度合い関税率変わり   のぶお
(地)
 長老が消え暗雲村祭り 壱郎
(人)
 てこずったドラマの様なドラ息子  富弥
   
(以下佳作)
 久しぶり笑顔で握手名が出ない  えぼし
 
 困り事聞いて助けるボランティア 放下
 
 溺愛が子の自立心削いでゆき  壱郎
 
 居なければ居ないで困る古おかん のぶお
 
 七億が当り思案の使い込み  えぼし
 定年後やること無くて困り果て   放下 
 遺言書できたが困る保管場所    ひぐらし  
 顔知らぬ人にあいさつされ困り のぶお
 使い道無くて困った在庫品  放下
 ネジ外れ忘れて困る元の場所 ひぐらし
 物価高年金だけが上がらない  えぼし 
 歯医者から問われて困るアアとエエ  ひぐらし  
    
     
    
     
      
       
       

 
句会結果 お題「うっかり」  島津 富弥選 作者
 (天)
 背伸びして届かぬ夢を追い続け  放下
 (地)
ランクアップまぐれ狙った受験校」  えぼし
 (人)
 終活で背伸びして行く面接日  ひぐらし
   
 (以下佳作)
 遺伝子に負けじ目標高く持ち  壱郎
 
 偏差値にはね返されて涙呑む のぶお
 
 つま先で背伸びして見るお立ち台  ひぐらし
 
 酒煙草のめば大人と信じた日  眞子
 
 背伸びしてミサイル発射北の国 えぼし
 背伸びして猫背を直す八十路坂   放下
 
 AIへ背伸びし老いの立ち眩み  壱郎
 朝日浴び気持いっぱい背伸びする  光
 背伸びして身長測る高齢者   ひぐらし
 背を伸ばし歳に負けじとウォーキング 眞子 
  大人の輪聞いて分かった振りをする 眞子
 工事現場子等は背伸びし興味の目    壱郎 
       
       
      

                                         
句会結果 お題「雑詠」  水野壱郎選   作者
 (天)
 取り敢えずビールで選ぶ今日のあて  えぼし
 (地)
 被団協だけが汗する被爆国 眞子
 (人)
 勧誘と分かる電話に耐え無言 ひぐらし
 
   
 (以下佳作)
 おめでたく楽しい日本誰思う 眞子
  
 米会議忖度どこも競い合い のぶお
 
 とび疲れ屋台で癒す羽繕い 富弥
 
 空想を現実にする近未来  富弥
 
 呱呱の声響き二人はパパとママ えぼし 
 あちこちにボール投げてるトランプ氏   のぶお 
 ピアノ弾く音色で分かる調律師 ひぐらし
 空想を無限の欲がとまらない 富弥
 周回の遅れトップと切るテープ  えぼし
 人類は制御出来ないもの作り 眞子
 退院後リハビリに良い狭い庭 ひぐらし
 大谷のバット快音春を呼ぶ えぼし 
        
         
         
         

                                         
句会結果 お題「ばらばら」 互選   
 H 
 いとことは葬儀がなけりゃ合いもせず  壱郎
 F 
 ヒトはヒトそれぞれ歩むマイウエイ えぼし
 F 
 新旧の札がバラバラお勘定  放下
 E 
 それぞれの思惑を持つ入社式   富弥 
 E 
 バラバラの様に見えても同世代 眞子
 C 
 トランプ氏関税の武器振り回し のぶお
 C 
 野党では意見ばらばらまとまらず 弘子
 B 
 散骨は太平洋に拝む盆  えぼし
 B 
 ばらばらになっても集う同期生 ひぐらし 
 A 
 ばらばらの中に通じるある空気  眞子
 A 
 温暖化桜の季節ばらばらに のぶお
 @ 
 ばらばらな道を生きてる我が夫婦 放下
 
 春近くばらばら大雪重い足 光
 それぞれの傷を見せ合う手術室 富弥 
 
 柿の枝揺らしてばらばら籠溢れ  光 
 
   
 
     
 
       
       
※ 互選=特選3点 佳作1点 で集計       







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
Copyright(C) 2008.8.2 yasushi fujita All Rights Reserved.  Since 2009.9.20