大船川柳句会予定

令和7年7月句会
日時 2025年7月4日 時間 PM2:00
会場 NPOセンター大船     お題
   「やっぱり」
 「走る」
 「自由吟」各3句

 「短」 互選 2句

選者「やっぱり」竹中えぼし選
選者「走る」 滝井 弘子選
選者「自由吟」水野壱郎選
互選 「短」 互選            

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第96回京浜川柳大会御礼

※第96回京浜川柳大会は終了いたしました

詳細をご覧ください。         


※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
大船川柳句会(川柳を楽しむ会改組)句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルから 大船川柳教室が合流。新たに大船川柳句会としてリニューアル。句会中心に皆様と川柳を愉しみます。

2025年5月の句会報告をまとめました。
日時 2025年月5月2日(金)
句会結果 下記の句会報をご覧ください。



 2025年6月大船川柳句会  
                                            
  句会   令和7年6月 6日(金)  NPOセンター大船 
  出席者   
 9名  欠席投句0
  お題   
 化ける   高橋 放下選 
 
 器      後藤 洋子選
  
 自由吟   水野 壱郎選    
  
 術      互選    
※ 互選=特選3点 佳作1点 で集計       


句会結果
 お題「化ける」  高橋 放下選
 作者
(天)
 お転婆を無口に変えた忍ぶ恋   洋子
(地)
 良妻の仮面を外す倦怠期 富弥
(人)
 大化けの綱で四股踏む大の里  えぼし
   
(客) 
 ゴミの島何時しか化けて夢の島  壱郎
 普段語の漢字を化かすカタカナ語 ひぐらし
 
 化けてても酒が入れば出る素顔  眞子
 
 お出かけに奥様化ける化粧台 えぼし
 
 善人の仮面を外す自宅前  富弥
       
以下 佳作  
 株売ったとたんみるみる大化けし   のぶお  
 使い込む陶器が化ける美の世界 眞子
 化粧して違う顔にと作り変え  のぶお
 十五才身長伸びて子が化ける ひぐらし
 そのままの自分は出さぬ初対面   眞子  
 メイク化けスマホ認証嫌われる   光   
 買っとけば今に化けると骨董屋    壱郎  
 若作りしたつまりだが背が丸い    壱郎  
 式服の妻は仕草も淑女風    洋子   
 コメ高で化けて出てきた備蓄米   ひぐらし    
      
       
       


句会結果
 お題「器」  後藤 洋子選
 作者
(天)
 横綱の器にはまる大の里   眞子
(地)
 政治家の器量年々縮むよう 眞子
(人)
 背伸びして座った席が揺れている  富弥
   
(客) 
 核兵器でホモサピエンス絶滅期  ひぐらし
 大器だとおだてに乗って奢らされ のぶお
 
 子の頭脳に器を越えた期待感  眞子
 
 日本の器の中のコメ不足 壱郎
 
 河豚刺しを引き立てている伊万里焼  壱郎
       
以下 佳作  
 器用だと貧乏くじを引かされる   えぼし  
 受け皿に溢れた量で解る情 富弥
 縄文土器古人の指の跡  えぼし
 もう待てぬ大器晩成先が無い ほうげ
 健康器具使い過ぎては腰痛め   放下  
 金バッチ付けてはいるが器量欠け   壱郎   
 答弁は器用にこなす老閣僚    ひぐらし  
 泌尿器科昔恥ずかし今平気    放下  
 石破さん総理の器似合わない    のぶお   
 器にも大小あるが意に沿わず   のぶお    
      
       
       


<
句会結果
 お題「術」  互選
 作者
 @ 
 小泉の術中に陥る米価   壱郎
 B 
 これはもう芸術並みの厚化粧  放下
 
 スマホ操作大きな老いへの負担デジタル化  光
 @ 
 新入社娘覚える化粧術  信夫
 @ 
 米参り何度やってもらちあかず 信夫
 C 
 蜘蛛の巣が森の中では芸術家  放下
   
 秘伝にし防衛図る新技術 ひぐらし
 D  
 手術跡見ればあの夜の救急車  えぼし
 J
 有りあわせ母の魔術で並ぶ食    眞子 
   
 マネー不要無言で払うカード処理   光 
 @ 
 術式を選んで受けるがん手術  のぶお 
 A 
 整形術の美女が産む子は元の顔  眞子 
 G 
 旨い酒更に増やした会話術 ひぐらし 
 @ 
 大木の傍に擦り寄る癖を持つ   富弥 
 @ 
 落書きが芸術吾子とバンクシー   洋子 
 @ 
 役得を最優先とする倫理    富弥 
 F 
 芸術か猥褻なのか裸体像    壱郎   
 G 
 人愛す術を知らない虐待時   洋子    
       
互選採点は各自4句選 (特選1句3点 佳作3句各1点 得点の合計を表記))       







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
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