川柳を楽しむ会句会案内

令和6年5月句会
日時 5月10日(金)
吟行を計画します。

候補地 大船観音か大船フラワーセンター
後日詳細発表

  句会

PM2:00より   お題
 「力 」
  「びっくり」
 「吟行吟」各2句
場所 
NPOセンター大船
         

 














 @第87回京浜川柳大会参戦!

 A吟行の模様 






懐かしい昭和の音源

古き良き時代の懐かしい音源を 探してきました。お楽しみください。

♪♪そろばんチャチャチャ
(トニー谷)
♪♪となりぐみ
(徳山玉置/児童合唱団)




井上剣花坊の歌碑
(いのうえけんかぼう)


建長寺鐘楼の脇に建立

咳一つきこえぬ中を
天皇旗


井上剣花坊(いのうえけんかぼう)、明治3年山口県萩市に生まれる。 小学校代用教員を経て、新聞記者となり1903年、新聞「日本」に剣花坊の名で 新川柳の選者となり活躍。 狂歌と云われていた古川柳を、正岡子規が提唱した新俳句に抗するように新川柳を世に出し、川柳を 時代に乗せようとした。 川柳中興の祖と云われている。 1934年9月、脳溢血で倒れ仮遇の鎌倉建長寺で死去した。
歌碑の川柳は大正天皇御大典の時の句と云われている。 天皇旗を目の当たりにしただけで咳一つない静寂さの中でひれ伏す平民のの姿が目に浮かぶ。 天皇以外は皆平民で、自由であり平等である剣花坊の美意識が詠まれていると云う。
(出展 フリー百科辞典『ウィキペヂィア』、川柳革新の出発(石部 明)

神奈川県川柳協会 Information 

第95回京浜川柳大会開催のご案内!!!

※第95回大会は会場改修の都合で日程は6月29日です。

    開催日  2024年6月29日(土)
  会 場  横浜市 戸塚公会堂

   事前投句締切り   4月30日(当日消印有効)    



※ 詳細はこちら       



鎌倉川柳協会加盟 
「川柳を楽しむ会」句会報告

KSネット交流会の会員が川柳をとおして会員間の交流と市民活動をより豊かにするために立ち上げたサークルです。
会員の皆様どうぞお気軽にお立ち寄りください。精神衛生上素晴らしい効能がありますよ。

2024年3月の句会報告をまとめました。
日時 2024年4月12日 

会員作品  下記の作品一覧をご覧ください。



2024年4月句会   (会員互選 ★秀句 〇入選句)
互選
作品 (宿題)「乱」
 作  者
 パスワード惚けた頭を攪乱し ひぐらし
 ピンポーン居留守許して乱れ髪 えぼし
 飲んだくれ帰り際にはしゃんとなり のうてんき
 乱暴な語尾に人柄窺われ 月村
 三ニスカの坐禅警策乱れだし  壱郎
 スギの乱人を悩ます花粉症 寿
 裏金の乱も国民すぐ忘れ    寿
 乱世に生きた男の顔のしわ 放下
 大谷の打席が霞む乱打戦 ベースマン
 乱痴気の上野の花見懐かしい ベースマン 
 乱読の中から一つ名文句  放下
 乱打戦打者は喜び投手泣き   壱郎  
 乱数表見ても何だか判らない  岡本住民
 乱雑に脱いだ靴から品が漏れ  ひぐらし
 犬が病み暮らしのリズム乱れがち 月
 乱雑な小さな靴が孫来てる 光
 アリの列乱すスイーツ一かけら えぼし  
 証人が知らぬ存ぜぬ乱発し  のうてんき
 桜舞い薄髪乱す春の風   光   
 乱気流昨日はとても凄かった    岡本住民      
        
       
        


 
互選   作品  (宿題 「わくわく」)   作  者
 わくわくもハラハラもなく八十路坂  放下
 最近はわくわくしないなぜだろう  岡本住民
 わくわく感開ければしぼむ袋とじ    壱郎
 若き日のわくわく探しひとり旅  月村
 わくわくをカバンに詰めて空の旅  光
 この道と決めて踏み出す未来地図 えぼし
 岸田さん国会よりも米議会  のうてんき
 風呂あがりわくわく向かう冷蔵庫  ひぐらし
 今どことライン待ってる一人酒   光
 金運が顔に出てると占師   壱郎
 開けるまでわくわくだった段ボール 放下 
 胸はずむスターに会えるコンサート    寿  
 旨いもの出合い嬉しい旅の昼 月村
 わくわくを乗せてスタート桜花賞    寿
 新入生背中で踊るランドセル  のうてんき
 正装しわくわく向かう祝い席   ひぐらし
 わくわくをがっかりさせる試着室   ひぐらし
 総理対野党の質疑かみ合わず  ベースマン
 あの子とは同じクラスの新学期   えぼし  
 川柳のみんなの投句わくわくし  岡本住民   
 わくわく感あなたと私違う事   寿   
     


互選      作品 宿題(自由吟)     作  者
 順延は二回満開花の宴  えぼし  
 紅麹最近料理に使わない 岡本住民
 予報官待ったをかける衣替え ベースマン
 腐りかけ今にも落ちる自民党  のうてんき
 今回も話題に出るが拉致の事  ベースマン
 甲子園今朝丸ラマル雨上がる 月村
 つい口に思う差別が出てしまう 寿
 アメリカのポチで総理の得意顔    えぼし
 朝刊が杉の花粉をつけて来る 月村
 ハチ公の横にデコピン並ぶ夢  壱郎
 近頃は緊張することあまりない 寿
 それぞれの思いを込めて桜見る 寿
 うたた寝のつかの間の夢泡と消え  のうてんき
 八十路越えまだ戦うかバイデン氏 壱郎 
 金よりも相棒無くす辛いこと 放下
 知事さんの知性の無さが傷つける 放下
 笑いじわ青春時代置き土産 光
 晴れが呼ぶ桜の広場宴の花  ひぐらし 
 AIがアナログ脳を無視しだす  光 
 ページ繰りひらがな増える日記帳  ひぐらし 







   川柳の聖地を訪ねて


川柳ゆかりの地



蔵前駅付近、三筋2丁目交差点の南東角に建っている石碑



川柳の創始者 柄井川柳(からい せんりゅう)の墓

辞世の句とされる「木枯らしや跡で芽を吹け川柳」

川柳の菩提寺、東京・蔵前にある天台宗龍宝寺
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